去勢と不眠
9ヶ月を目前にして、去勢手術をして来ました。
ライトは停留睾丸で、つまりは一つの睾丸が在るべき場所に降りてきていないため、
将来的にガンになる可能性もあり、手術はした方が良いとのことでした。
発情期の食欲不振とマウンティングも酷く、
どちらにせよ去勢手術をする予定だったので良いのだけれど、
何よりかわいそうなのがこれ。
初めての手術に、私達と半日離れたストレスに加え、このエリザベスカーラー。
ビビリなライトは視界を遮るこの変なものにパニックになって、
動物病院の前でのたうちまわり、
車に乗る頃には砂埃まみれで白柴になっていました。
「神経質で舐めちゃう子にはエリザベスカーラーを。
気にしない子には無しで大丈夫」ってことだったけど、
ライトはこれを取るとずっとぺろぺろしちゃうし、
これを付けてると一歩も歩けず、カチコチに凍りついて取ってとキュンキュン鳴くしで、
どっちにしろ大変。
見張れる間は外して舐めないようにみているけれど、
寝ながらは見張れないから付けておいた所、案の定キュンキュン攻撃。
取ってのキュンキュン、
怖くて寝返り打てないのキュンキュン、
老犬介護のように、ライトを抱いて寝返りを打たせたりしながら
ゲージ横のソファーで朝まで夢と現実の狭間を彷徨いました。
ライトも私も寝不足でゾンビ状態の手術翌日。
付けたり外したりを繰り返しつつ、お互い探り合いだったけれど、
私もライトも疲れ果て、朝の変な時間から寝ること小一時間。
それでもやはり、夜ねれない疲れは取れず、
頭が活動し始めたのは午後3時過ぎでした。
昨日よりはだいぶ慣れてきて、数歩歩けるようになったので、
外して攻撃を無視していたら、ベランダの隅に移動しふてくされていました。
あと一週間強、抜糸まではこの状態が続くけれど、
見ているのもかわいそうなので、普通の生活に戻れる日が待ち遠しい今日この頃。
0コメント